「ヴァラステとシャリドールはシェオゴラスの最後の本の分析を終えた。これで魔術師ギルドの聖域、アイベアを取り返す準備が整った。しかしアイベアで待ち受けていたのはマッドゴッドの仕組んだ罠と彼との思わぬ取引だった」
「腹ぺこ鼠の館」からストーリーが続いており、実質的に魔術師ギルドのストーリークエストの終焉となるクエストで、最後に重要な選択があります
フォリム・ディスコニタムは使う事でスキルポイントを2ポイント獲得できるユニークアイテムです「この本の文字は落書きみたいでほとんど理解できない。よく見ると文字がページの上を動いて、じっと見られるのを避けている」
スペルブレイカーの杖はノルドスタイルの氷の杖で呪えしシャリドールセットの一部です。氷の武器付呪とパワーの特性がついているユニーク装備でもあります「シャリドールを伝説たらしめたドゥエマーのローケン・クランとの第一紀の戦いの後で、自ら付呪した杖」
報酬はシェオゴラスからの最後の選択でフォリム・ディスコニタムを貰うを選んだ場合はフォリム・ディスコニタムを入手、違う選択肢を選んだ場合はスペルブレイカーの杖となります。どちらか一方しかもらう事はできません
クエスト名 | 受注場所/人物 | 報酬 |
「マッドゴッドの取引」 | 場所:魔術師ギルド付近(魔術師ギルドのレベル5以上) アークメイジのシャリドールから受注 | 伝説のグリフ(マジカ) フォリム・ディスコニタム 664ゴールド |
攻略
この攻略はダガーフォール・カバナントで行っています。ヴァラステがいる場所などは同盟によって違います
タスク1:ヴァラステと話す
シャリドールからクエストを受注したら、バンコライ地方のエバーモアの街の魔術師ギルドに向かい、そこでヴァラステと話します
タスク2:本を置く
ヴァラステと話したら、魔術師ギルドのホールに儀式を行うための光の柱が4つ現れます。それを調べると今までに入手した書を光の柱に置けるので、全ての光の柱を調べます
タスク3:シャリドールと話す
光の柱に本を置くとシャリドールが現れるので彼と話します
タスク4:アイベアへと通じるポータルに入る
シャリドールがアイベアへと繋がるポータルを開くので中に入ります
タスク5:シャリドールと話す
アイベアに着いたら、ここで何が起こっているのかシャリドールに聞きます
タスク6:ギルドホールにてシャリドールを探す
シャリドールと話したら、彼は先にギルドホールに行ってしまうので後を追いかけます。場所はアイベアの中心地になりますが、道中にはデイドラがいるので倒しながら進みましょう
タスク7:シェオゴラスと話す
ギルドホールに着くとシェオゴラスが現れるので彼と話します
タスク8:シャリドールと話す
シェオゴラスとの話が終わると、今度はシャリドールと話します
タスク9:ポータルを閉じる
アイベアに3つのデイドラのポータルが開いているので全て閉じます。ポータルはアイベアのギルドホールから西、北東、南東の場所にありますので、そこへ行き、ポータルの近くにあるクリスタルを調べます。西には嵐の精霊2体、北東には監視人1体、南東にはタザック1体と誘惑者の射手2体がそれぞれクリスタルを守っています
タスク10:ギルドホールにクリスタルを置く
3つのポータルを閉じたら、アイベアのギルドホールに戻り、先程入手したクリスタを台座に置きます
タスク11:ギルドホールに入る
シャリドールがギルドホールの結界を解除してくれるので中に入ります
タスク12:シェオゴラスと対面する
ギルドホールの中に入るとシェオゴラスとハスキルがいるので彼らに近づきます
タスク13:ハスキルを倒す
ハスキルと戦います。HPを一定量削る毎に合計3回召喚を使いますが、召喚された魔物は体力が低いので先に倒してしまいましょう。基本的には1対1の戦いなので詠唱を潰していれば苦戦せずに勝てます
タスク14:対決を見守る
ハスキルを倒すとシャリドールが現れて、シェオゴラスとの会話が始まるので少し待ちます
タスク15:シェオゴラスと話す
ここで選択を迫られます
ヴァラステをこちらに留まらせ正気に戻してもらうを選ぶとヴァラステは正気に戻ります。会話内容的にハッピーエンドな感じです
ヴァラステをシェオゴラスと行かせ、フォリム・ディスコニタムを貰うを選ぶとヴァラステは狂乱したまま、シェオゴラスと共に行ってしまいます。シャリドールは敗北し、ヴァラステも救えませんがスキルポイントが2増えます
この攻略ではフォリム・ディスコニタムを貰うを選択していますので、下のストーリーもヴァラステを救わない展開になっています
関連クエスト
関連クエスト | 概要 |
「腹ぺこ鼠の館」 | 「マッドゴッドの取引」を受注するためにクリアが必要なクエスト |
「アークメイジの恩恵」 | 「マッドゴッドの取引」からストーリーが続いているクエストです |
ストーリー
アークメイジのシャリドール:「会えてよかった。お前にいい知らせがある!」
どんな知らせだ?
アークメイジのシャリドール:「ヴァラステが書の最後の分析を終えたんだ!私の島を取り返す準備が整ったぞ!」
ヴァラステは今どこにいる?
アークメイジのシャリドール:「彼女はバンコライにあるエバーモアのギルドホールで儀式の空間を準備している。そこで合流しよう。もうすぐだぞ!」
興奮しているようだな、シャリドール
アークメイジのシャリドール:「もちろんだ!このためにずっと取り組んできたんだ。嘲りや侮辱や、シェオゴラスの下手くそな冗談にも耐えてきた。島を取り戻し、ギルドに戦争からの安全な避難所を用意するために!」
急いで、ヴァラステのところへ向かう
ヴァラステ:「シャリドールがあなたを見つけたようね。あなたとまた会えて嬉しい。私は最後の本の翻訳を終えたわ。これでいよいよ猿のラムバターね」
?ヴァラステ、以前より状態がひどくなっていないか?
ヴァラステ:「大丈夫。ただ・・・ただ、すごく疲れているだけ。シャリドールのおかげで、あの書全体に隠されていた儀式を解読できたわ。彼は準備をして待っている。あなたは彼と一緒に儀式を演じて、それで・・・あはっ。演じる。踊る小人のようね!」
ヴァラステ・・・休んだ方がいい
ヴァラステ:「とにかく目の前の任務に集中して。見ての通り、私は儀式の空間を用意した。ここに本があるから、これを取って、広間の周囲にある光の柱に設置して。そうすれば、本の力はアークメイジに集中するわ」
分かった
ヴァラステ:「もうすぐ休めるわよ、私が翻訳を終わらせれたのは、シャリドールがいてくれたおかげ。彼の情熱とエネルギーが私を支えて、この厳しい試練を乗り越えさせてくれたの」
前に話した時よりも、具合がかなり悪くなっているようだ
ヴァラステ:「大丈夫、いずれ良くなるわ。前にも言ったけど、本の翻訳にはかなりの無理が必要だったの。疲れ切っているだけ。でもそれだけの価値はある。聖域は多くの命を救い、私達みんなが平和に研究できる機会をもたらしてくれるのよ」
ヴァラステが用意してくれた儀式の空間を使おう。彼女が言うには光の柱の中に本を置けばいいらしい
全ての光の柱の中に本を置くとシャリドールが現れた。彼と話す
アークメイジのシャリドール:「ああ・・・マジカの減退と増加。どれほど恋しく思っていたことか」
ヴァラステ:「よくやったわ!床がピカピカに輝いている。なんて美しいの!今夜のパーティーはすごいことになるわよ」
アークメイジのシャリドール:「ついにやったぞ!これで島を取り戻す用意が整った!」
策はあるのか?
アークメイジのシャリドール:「本の力を合わせて使えば、島をタムリエルに奪い返すことができる。シェオゴラスは敗れたのだ。あと一息だ」
島には何があるんだ?
アークメイジのシャリドール:「実り豊かな場所で、豪華かつ鮮やかだ。タムリエル中で準備を整えていたギルドのメンバーに、その場で合流する用意をさえている。ギルドが平和に研究を進めるには完璧な場所だ。素晴らしいことになるぞ」
シャリドール、ヴァラステの具合がよくない
アークメイジのシャリドール:「わ・・・分かっている。彼女は酷く疲れている。前よりもかなり酷い。だが彼女は見事にこの本の翻訳をやり遂げた。島に着いたら、きっと不可欠な人材になる。十分に休養する時間が、すぐ取れるようになる」
彼女は疲れ切っていて、おかしなことを言っている
アークメイジのシャリドール:「彼女の言葉が少し歪んでいるように思う。ちょうど、定命の者の弱さのせいだと思っていたところだ・・・私は時々、お前達がいかにもろい存在なのかを忘れることがある。彼女については一緒に見守っていこう」
分かった。だが試練は終わった、そうだろう?
アークメイジのシャリドール:「そう信じている。お前もきっと、マッドゴッドのゲームにはうんざりだろう。さあ、儀式を行い、新たな家へのポータルを開くとしよう」
シャリドールがアイベアを呼び寄せる儀式の準備を始めた。見守ろう
アークメイジのシャリドール:「さあ・・・奪われたものを取り戻そう。アイベア!我が声を聞け!・・・何かがおかしい。感じる・・・二人とも、ついて来い!」
シャリドールはアイベアへのポータルを開いたが、何かの異常を感じたと叫び、ポータルへと飛び込んだ。彼の後を追う
ポータルを抜けてアイベアへと着いた。目の前にシャリドールがいる。何か分かったのか彼に聞いてみる
アークメイジのシャリドール:「私は何と愚かなのだ!なぜ、あいつを信用したのだ!?」
どういうことだ?
アークメイジのシャリドール:「どういうことか、だと?この場所を見ろ!この島はデイドラに占領されている。シェオゴラスは我々にリンゴを与えたが、それは虫だらけだった」
どうすればいい?
アークメイジのシャリドール:「島の中心に開けた場所がある。あの見晴らしのきく地点からは、状況がもっとよく見える。お前とヴァラステはこの道を上がっていくがいい。その場所で会おう」
分かった
ヴァラステ:「彼がいなくなった!どうしていなくなったの?早く、行きましょう!アークメイジを待たせるわけにはいかないの!」
デイドラがアイベアの島に押し寄せ、シャリドールは怒り狂っている。彼は島のギルドホールを偵察するため先に行ってしまった。その場所で合流しなければならないが行く手にはデイドラが待ち受けている。ヴァラステの様子が心配だが、デイドラを倒しながら進むしかないようだ
ヴァラステ:「デイドラ、興味深い生物だわ!ああいうのを、これほど近くで研究する機会があるとはね・・・ふーん。デイドラの分類の間違っているところを、また見つけてしまった」
行く手を阻むデイドラを倒し、ギルドホールまで辿り着くとシャリドールとシェオゴラスの姿が見えた
アークメイジのシャリドール:「合意したことと違うぞ、マッドゴッドよ!この場所から去れ」
シェオゴラス:「口は災いの門だぞ魔術師。誰と話していると思っているんだ?」
そう言うとシェオゴラスはシャリドールを拘束した
シェオゴラス:「我らが定命の友が来たぞ!さあ、静かにしているんだ、シャリーちゃん。大人の時間だ」
ヴァラステ:「あの男・・・シェオゴラス。あいつの・・・あいつの声が聞こえる?頭の中で囁いているの。あいつの声が聞こえる。どうして頭の中で声がするの?」
怒りに駆られたシャリドールはシェオゴラスと対決した。しかしシェオゴラスはシャリドールをあっさりと無力化してしまった。ヴァラステの様子もおかしい。シェオゴラスと話し、この状況を何とかしなくては
シェオゴラス:「よーし!いいぞ!これでお前と私は理性的な会話ができる。シャリドールは年を取って気難しくなってな。私の手には負えんよ」
取引したはずだが、ここで何をしているシェオゴラス?
シェオゴラス:「知っての通り、取引にはおかしな点がある。取引とは書くことで成立するはずのものだ。試練に打ち勝てば、島を見つけることができると私は言った。オブリビオンの最深部のポータルが散らばっていただろう?あれは、おまけのようなものだ」
では、これは新たな試練なのか?
シェオゴラス:「その通りだ!新たな試練だよ。お前とヴァラステ・・・ああ、こんにちわ、愛しい人!お前達なら、ポータルを容易に閉じられるだろう。正直に言うと、遺物師は予想できると思ったんだがな」
なぜヴァラステにそんなにこだわる?
シェオゴラス:「理由なんかないさ!何が言いたいんだ?本を呪ったという私の選択が、計算された行動だったと思うのか?イカれたシェオゴラスじいちゃんには分かっているんだ。彼女の仕事ができる人間は、ギルドに少ししかいないんだろう?チッチッチッチッ・・・おかしなものだ」
何を話している?
シェオゴラス:「ああ、お前には分かるはずだ。お前は、お間抜けなシェオゴラスじいちゃんを出し抜いたんだからな。そうだろう?とにかく、クリスタルを引けばポータルは閉じる。楽しめ、またすぐに会おう!」
待て、ヴァラステのことは、どういうつもりだ?
答える事なくシェオゴラスは姿を消した・・・それと同時にシャリドールの拘束も解かれたようだ
ヴァラステ:「うふふ!あの蝶を見た?みんな飛んでちゃった!」
ヴァラステの様子も気になるが、今はこの島に開いたポータルから出てくるデイドラに対処するためシャリドールと相談しよう
アークメイジのシャリドール:「くそっ、私は何を考えていたのだ。迂闊に狂乱のデイドラ公を攻撃するなど!」
シェオゴラスはヴァラステについて何か言っていた。本に呪いをかけたのはヴァラステが目的なのか?
アークメイジのシャリドール:「待て・・・お前の言う事には筋が通っていない。どういうことだ?シェオゴラスが本に呪いをかけ、我々の動きを遅らせ、作業にかかる時間を引き延ばしたのか?」
シェオゴラスは本の翻訳ができる者がギルドに少ししかいないことを知っていると言っていた
アークメイジのシャリドール:「だとすれば・・・呪いはヴァラステの目の前に本を突き付けることを意図していた。彼女は読むように仕向けられたんだ。これは実に憂慮すべきことだ。だが、この問題に取り組むのは、島の安全を確保してからだ」
ヴァラステの様子がおかしい。どうするんだ?
アークメイジのシャリドール:「彼女はお前が一緒に連れて行くんだ!しばらくは大丈夫だろう。ヴァラステ、我が友と共に行き、ポータルを閉じるのだ。お前の身を守ってくれる」
ヴァラステ:「やってやるわ。準備はできている」
シャリドールは一緒に来ないのか?何をするんだ?
アークメイジのシャリドール:「シェオゴラスはこの建物に強力な結界を残して行った。それを破るには少し時間が必要だ。行け!戻ってくるまでにはここを片付ける」
分かった
アークメイジのシャリドール:「行け!ポータルを閉じるのだ!私が見届ける」
シャリドールはアイベアの境界にあるポータルを閉じるよう頼んできた。ポータルを閉じればデイドラの侵入も止まるだろう。シェオゴラスは門の側でエネルギーを供給しているクリスタルを抜けばポータルは閉じられると言っていた
ヴァラステ:「私の本を見た?本は私の友達なの。知ってた?あなたって前からこうだった?絶対、前はもっと背が高かったと思う」
戦闘中もヴァラステの言動がおかしい。急いでポータルを閉じよう
アイベア周辺にあるポータルにエネルギーを供給していた3つのクリスタルを手に入れた。ギルドホール正面にある台座にクリスタルを設置することで、シャリドールが結界に裂け目を作る手助けになるはずだ
ヴァラステ:「ポータルの光が消えた。とっても明るい光!デイドラはいなくなった。夜の向こうにいなくなった!羽音がどんどんどんどん大きくなる!止まった、止まったわ。もう大丈夫。シャリドール!シャリドール!どこにいるの、かわいいシャリーちゃん」
ポータルを閉じ、ギルドホール正面にある台座にクリスタルを置いた。シャリドールに話しかけ結界の様子がどうなったかを確かめる
アークメイジのシャリドール:「お前のおかげで島は我々のものだ!あとはギルドホールを制圧し、シェオゴラスを叩き出してシヴァリング・アイルズまで送り返してやれ」
広間を占拠するればいいのか?あんたとヴァラステはどうする?
アークメイジのシャリドール:「奴の結界にひびを入れたが、それ以上は無理だった。マッドゴッドの力は、この場所においても手強い。お前とヴァラステは入れるが、私は入れない。彼女から目を離すな。状態は私が見る」
ポータルを閉じている間、彼女は次第に興奮してきた。狂乱状態だった
アークメイジのシャリドール:「遺憾ながらマッドゴッドに出し抜かれたか。だが恐らく、何かできることはあるはずだ。中に入って、シェオゴラスに対処するんだ。もう遠くに来過ぎた。奴の術は排除できない」
分かった
アークメイジのシャリドール:「お前ならできる。お前は、その実力を示した。幸運を祈るぞ!」
シャリドールはギルドホールの扉から結界を除去したが、ヴァラステが先に中へ入って行った
ヴァラステ:「聞こえる!シェオおじさん、すぐ行くわ!」
アークメイジのシャリドール:「心配はいらない。私が彼女と話そう。行けシェオゴラスと対決するのだ。ここにいるよりも、あそこに行く方が彼女のためになる」
ギルドホールの中に入るとシェオゴラスと僕のハスキルが待っていた。シェオゴラスにここから出ていくように伝える
ヴァラステ:「どうして蝶が頭の中にいるのかしら?言葉の周りを飛び回って、心の蜜を吸っているの」
シェオゴラス:「ああ、私のお気に入りか。シャリドールがやっとお前を招き入れる方法を見つけ出したんだな。お前は私を追い出すためにここに来たんだろう?っだが争いは好きじゃないんだ、ハスキル?」
ハスキル:「かしこまりました。さて、始めよう。互いに名誉ある戦いをしようではないか。気を抜くなよ」
シェオゴラスの僕ハスキルと戦わなければならない。力を尽くしてマッドゴッドの僕を倒す
シェオゴラス:「ハスキル?ああ、ハスキル!ワバジャックの力を披露して差し上げろ!」
シェオゴラスがそう言うとハスキルは魔物を召喚した。召喚された魔物を先に片付ける
シェオゴラス:「おい、ハスキル!この熱く抱きしめてあげちゃいたくなる豚ちゃんを放り出せ!ハハハハ!」
また、ハスキルが魔物を召喚した。この魔物も片づける
シェオゴラス:「ああ、もう知らんぞ。私以外にハスキルがあんなに怒っているのは見たことがない!うん、見たことない。ハハッ!」
ハスキルを大分追い詰める事ができた。もう少しだ
シェオゴラス:「あー、もー十分だ。戦いを止めろ!」
ハスキルを追い詰めるとシェオゴラスは戦いを止めた。その時、シャリドールがギルドホールの中へ入ってきた
アークメイジのシャリドール:「遊びはもうたくさんだ、シェオゴラス。島を我々に渡すつもりがあるのか?」
シェオゴラス:「分かった、分かった。落ち着いてくれ。荷物をまとめて立ち去ることにするよ。さあ、愛しいヴァラステ!こっちにおいで」
ヴァラステ:「シェオおじさん?どこに行くの?」
シェオゴラス:「かわいい子、お前は私と一緒に来るんだ。シヴァリング・アイルズに帰ろう!それがいいだろう?」
アークメイジのシャリドール:「マッドゴッドよ近寄るな!ヴァラステはお前のものではない!」
シェオゴラス:「違うのか?顔をみれば分かるし、雰囲気でも分かる。彼女はと~~っても気が変で、と~~ってもおかしく、と~~っても錯乱している。ずっとシェオおじさんの物語を手放さず、アイルズに早く行きたいようになったんだ。私のシヴァリング・アイルズに」
ヴァラステ:「行くわ!シェオおじさんと行きたい!蝶々を捕まえてくれたの!蝶々大好き!」
シェオゴラス:「ふむ、これは難しい謎々・・・選択だ。つまりだな、定命の者よ。お前に決めてもらうのはどうだ?ヴァラステは、ここに残るべきか?それとも私と素敵なアイルズに行くべきか?・・・取引の条件を緩和してやろう。彼女が残ることを選ぶなら、彼女を治してやる!どうだ!シェオおじさんが再び正気にしてやろう。面白味のない元のヴァラステに、本だけがお友達のヴァラステにな!」
アークメイジのシャリドール:「彼女をお前と行かせたとしたら?」
シェオゴラス:「そうだな、たまたまここにもう一冊本がある。ヴァラステと引き換えにこれをやろう。本の名は・・・フォリム・ディスコニタムだ」
アークメイジのシャリドール:「シェオゴラス、このならず者め!これだけの年月を経た後で、フォリムを投げつけて返すのか?」
シェオゴラス:「私自身が書いた、愉快で小さなアーティファクトだよ。読んだ者に狂乱の知識を植え付ける!価値は・・・お前達がいつも探しているスカイシャード四つか五つ分ぐらいだな。ヴァラステが留まり、私が彼女を治す。あるいは・・・彼女は私と共に行き、そして可愛い定命の者のお前は、と~っても、強大な、力を得る。さ、選べ」
シェオゴラスは魅力的な提案をしてきた。ヴァラステをここに留めておくか、それともシェオゴラスと共に行かせるか選んでいいと言う。彼女が留まれば、シェオゴラスが彼女を正気に戻してくれる。彼女がシェオゴラスと共に行くならば、スカイシャード数個分の力を得られる書をくれるという。選択をする前にヴァラステとシャリドールの話を聞こう
ヴァラステ:「シェオおじさんは私をシヴァリング・アイルズに連れて行ってくれるの!なんてすごいのかしら。蝶!蝶がいっぱいいるのよ!それにおじさんはいっぱい本も持っているし!」
ヴァラステ。ここに留まれば正気に戻してくれるとシェオゴラスは言っている
ヴァラステ:「でも・・・シェオおじさん!彼は私を温かくしてくれる。それに彼といれば安全よ。遊び友達にもなってくれる。本は私の友達なの。知ってた?」
でも、手厚く扱ってくれなかったら?シェオゴラスはおかしい
ヴァラステ:「ねえ、もし私がここに・・・もし私が留まればどうなるか・・・でもたぶん、彼と一緒よ。私は幸せになる。蝶みたいに幸せよ!羽ばたいて、羽ばたいて、羽ばたくの!シェオおじさんと一緒に行きたい!シェオおじさんと一緒がいい!」
アークメイジのシャリドール:「いいか、この申し出を受け入れてはいけない。これは私が最初にアイベアを失った時、シェオゴラスが出したのとまったく同じ申し出だ!」
過去に何があった?
アークメイジのシャリドール:「アークメイジの人生は10年単位で数える、1年単位ではない。儀式を行う事で寿命が延び、仕事を続けられるようになった・・・だが結局は、私でさえも衰え始めたのだ」
その時にフォリムを貰ったのか?
アークメイジのシャリドール:「私は強力なアーティファクトの開発に取り組み始めた。生命自体の内部の働きの鍵となるものだ。グラモリル・・・しかしそれはどこにもない。重要なのは、私が重大な岐路に達したことだ。私の知識や力さえも役に立たなかった。私にはさらなる知識と力が必要だった」
それで取引をして、アイベアを失ったわけか
アークメイジのシャリドール:「そうだ。私は狂乱の協約すべてに目を通した。私はライランディル王やレオポルド・アーセノール、ダリウス・シャーノの教訓を知っていた・・・それなのに私は失敗した。我々が犯した過ちを繰り返すな。この申し出は拒絶しろ。個人の力のために、女性の一生を犠牲にする価値はない」
シェオゴラス:「正直に言え・・・びっくりしただろう?お前の顔は傑作だったぞ!」
この提案について話せるか?
シェオゴラス:「もちろん、もちろん!何を話してやろうか?一言言っておくが、お前が話したら私は想像するぞ。お前の中に小さな人間がいて、操り人形みたいにお前の口を動かすのを。そうすると興味を持ち続けるのに役立つんだ。アハハハ!」
これも試練なのか?
シェオゴラス:「罠なんかじゃないぞ!今回はな。いいか、お前が何を選ぼうとも、シャリドールはあいつの頭の中に私が入り込んだのを知ることになる。またしても!それが、島と交換にお前と取引したものなのだ。これは・・・私達の間だけの話だぞ」
フォリムについて教えてくれ
シェオゴラス:「ふむ、いいか。狂乱した者を座らせて、とりとめもない話に耳を傾けろ。時々輝くような洞察を口にすると思うぞ。知っているかどうかは知らないが、私は狂乱した者の近くで長い時を過ごしているんだ」
では、フォリムは狂乱した者の洞察を集めたものなのか?
シェオゴラス:「そうとも!それらはまさしく、洞察力に富んだ洞察なのだ。お前は私のフォリムを読み通して、それから、そうだ!言った通り、その力は半ダースのスカイシャードに相当するぞ」
ヴァラステがここに残ったら、本当に彼女を治してくれるのか?
シェオゴラス:「分かったか!条件は紐づけされていないし、続く魔法の後遺症も、彼女の夢の中に現れる悪夢の虫もない。うーん・・・そいつはいつも面白いが・・・いや、駄目、駄目、駄目、駄目~。・・・本が彼女にしたことを取り消してやろう。公明正大にな。お前がフォリウムを断るのであればだが」
なぜそんなことをする?
シェオゴラス:「アハハハッ!正直に言おう。何年もの間、これほど楽しんだことはなかったぞ!ハハハ!お前の本を集めようとするあがき!ハハハッ!シャリドールを棒でつつくことの・・・ああ、あははは!アイベアのポータルを、全てお前に閉じさせ時のことを覚えているか?ハハッ!楽しいひと時だった・・・」
決断した
シェオゴラス:「そうだ!定命の者は決断を下す!自由意志と主体性によって!それでは、ヴァラステは留まって、正気を取り戻し、ここで人生を過ごすのか?それとも!彼女は私と共に行き、お前はフォリム・ディスコニタムの力を受け取るのか?どつちにするんだ?」
フォリム・ディスコニタムが欲しい
アークメイジのシャリドール:「哀れなヴァラステ。彼女は私が知る中でも最高の知性の持ち主だった。シェオゴラスの狂乱に飲み込まれるとは。我々は勝利したが、代償はあまりにも大きい」
シェオゴラス:「ハッ!お前は書を取ると思っていたぞ。お前の顔にそう書いてある。ちゃんと優先順位をつけられる者に会うのは気持ちがいいな。心配するな。シェオおじさんがお気に入りの姪の面倒を見てやる。いい取引をしたな」
ああ、書は?
シェオゴラス:「持っていけ、定命の者よ!シェオゴラスが約束を破ったなんて、あちこちでいいふらすんじゃないぞ。たまにはそういうこともするが、今日はやっていない!まあとにかく・・・楽しかった。また近いうちにやろうじゃないか。な?定命の者はヴァラステを私と行かせることに決めた!おいで、愛しいヴァラステ、シェオおじさんと来るんだ」
ヴァラステ:「わーい!蝶々!大好きな蝶々が飛んでいるわ!」
アークメイジのシャリドール:「奴が・・・また勝った。彼女を連れて行かないでくれ、マッドゴッドよ!」
シェオゴラス:「ああ、心配するな。彼女は何も心配いらない!では、別れを告げるとしよう。楽しかったぞ、定命の者よ!シャリドール・・・変わるなよ。それじゃあな」
ヴァラステ:「さようなら!寂しくなるわ!」
シェオゴラス:「では、またな小さき魔術師よ」
アークメイジのシャリドール:「ここに留まってはいられない。話の続きは外でしよう」
以上で「マッドゴッドの取引」のストーリーは終了し「アークメイジの恩恵」へと続きます
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